dTVは、月額550円（税込）で12万本以上の作品を見られるという動画配信サービス。
安い！と思いつつ、月額550円という料金だと、「あまり大した作品がないのでは？」と疑ってしまいますよね。
でも、ドラマやバラエティ番組など、他のサービスに劣らない豊富なラインナップに驚くと思います。
ドコモユーザー以外も使える国内最大手サービス
dTVはNTTドコモが提供し、エイベックス通信放送（ドコモとavexの合弁）が運営している動画配信サービスです。
人気の理由は何といっても、月額550円（税込）というリーズナブルな料金設定にあります。ワンコイン程の価格で映画やドラマが見放題（一部で視聴ごとに課金が必要です）。しかも膨大な数の作品が配信されており、おトクすぎる内容と言っていいでしょう。31日間の無料お試し期間も用意されています。
上:会員登録には「dアカウント」が必要
下:利用登録できるデバイスは最大5台まで。複数デバイスでの同時視聴はできません。
「dアカウント」を作成すればドコモユーザーでなくても利用できます。スマホ・パソコン・テレビなどのマルチデバイス対応で、場所を問わず楽しめるほか、最新映画のオンライン試写会やdTVプレミアムイベントへの招待などと会員だけの特典も用意されています。ドコモが提供する映像サービスとのお得なセット料金プラン
12万ものコンテンツ数 充実しているジャンルは？
12万というインパクトのある作品数を誇っていますが、その内容は多岐にわたっています。
好きなジャンルを指定する「お好み登録」機能を使えば自分だけの「オススメ作品リスト」が生成されます。
幅広いジャンルの作品からお気に入りを検索することもできます。テレビアニメ放送などの見逃し配信などもおこなっています。dTVの人気作品（2020年7月）
- ・名探偵コナン
- ・鬼滅の刃
- ・コンフィデンスマンJP
- ・BLEACH
- ・空から降る一億の星＜韓国版＞
- ・病院船〜ずっと君のそばに〜
- ・ドラえもん
- ・NARUTO-ナルト-疾風伝
- ・キスマイどきどきーん！
- ・エヴァンゲリヲン新劇場版：Q
ミュージックビデオなどの音楽作品・韓流・華流も充実
他の動画配信サービスに比べて音楽コンテンツがとても充実しているというのも大きな特徴です。
「MTV LIVE特集」・「歌詞を見ながら楽しめる！リリックビデオ特集」・「2020年ドラマ主題歌」など特集も豊富です。
お気に入り動画を集めた自分だけのプレイリストを作成することもできますよ。
他の動画配信サービスなどでも人気が高い韓流・華流作品が揃っています。
注目したいのは、韓流・華流（ドラマ：バラエティ）の作品数が520本以上と、非常に充実していることです。ラブストーリーやラブコメ、時代劇など幅広いジャンルの作品が配信されているので、韓流ファンにはほんとたまりませんね。
オリジナルコンテンツがとてもおもしろい
BeeTVでは、ドラマのスピンオフ作品やスライドショームービーで視聴できる『マンガ』などがあります。
BeeTVはドコモがエイベックスと共同で提供している携帯電話向けの動画配信サービスですが、dTVではこのBeeTVの作品がすべて見放題となっています。
最近では、オリジナルドラマにも注目が集まっています。FODとの共同製作ドラマ『パパ活』『彼氏をローンで買いました』のほか、『婚外恋愛に似たもの』『花にけだもの』などもあります。
話題作をはじめ有料のレンタル作品も多い
見放題のコンテンツに加え、最新作や根強い人気タイトルなどの多くはレンタル（課金）で視聴できます。
たとえば見放題で視聴できる洋画のタイトルは700本強ですが、レンタル作は1700本強（2020年5月12日計数）。12万もの作品ラインナップを揃えるdTVですが、完全見放題の動画配信サービスとは少し異なり、レンタル作品の本数も多いことを頭に入れておかなければいけません。
見放題／／レンタル、いずれかを指定して作品を検索することもできます。
レンタル料金は1本150円程度から。ドラマは1本300円、映画なら300～500円（いずれもHD画質）というのが標準的な価格です。
「ジョーカー」などすばやい新作配信
配信スピードの早さに定評がある「U-NEXT」などと並び、dTVもまた最新作の配信が早い印象です。
社会現象を巻き起こした『ジョーカー』のレンタル配信や、アニー賞でのノミネートも記憶に新しい『天気の子』など、注目度の高い作品が続々とラインナップに加わります。
また、劇場で公開される作品に合わせて、過去のシリーズもまとめて配信されることがあります。たとえば「バイオハザード：ザ・ファイナル」の劇場公開に合わせて、「バイオハザード」のI～Vが見放題になるなど、話題の映画の復習にはぴったりですね。
海外ドラマは、20世紀FOXやスタジオユニバーサル、ソニー・ピクチャーズ、ディズニー、ワーナー・ブラザースなどのスタジオ作品を見ることができます。しかし、Huluなどに比べるとやはりラインアップは少なめです。
また、全シーズンではなく途中から配信されているような作品もあり、最初から見たい場合には困ります。番組によって途中で広告が流れるものもあり、海外ドラマ好きのかたはやや不満を感じるかもしれません。
作品は探しやすい？ ダウンロード機能は？
『新着作品』コーナーでは近日配信予定の作品リストが表示されるので、ここをチェックするのも楽しいですよ。
12万もの作品があると、探すだけでもかなり大変です。dTVでは検索機能として、ジャンル検索やランキング機能を用意しています。さらに、アプリを初めて起動すると好みのジャンルを聞かれ、設定した好みに合わせておすすめ作品も表示されます。「お好み登録」
その時々や人気のキーワードに合わせた特集もかなり豊富で、作品探しのヒントにはなります。見放題作品を中心に、新作レンタルも毎月続々と追加されます。
スマホ・タブレットなら出先でもオフラインで作品を楽しめる
画質を選んでダウンロードできます。(ただし、ミュージックビデオやライブ映像など一部ダウンロードできない作品もあり)
Androidスマホ/タブレット、iPhone/ iPad(mini含む)なら作品をダウンロードして再生できます。あらかじめWi-Fi環境下で動画をダウンロードしておけば、外出先でも高画質で見ることができるし通信量も気になりません。
一度ダウンロードすれば配信中の作品であればいつでも視聴できますが、レンタル作品には個別の視聴期限が設けられています（購入時に画面上で確認）。また、作品によってはダウンロードに対応していないものなどがあります。
画質が変更できるのはスマホ・タブレットだけ
スマホやPCだけでなく、テレビでdTVを楽しむこともできます。専用端末の「ドコモテレビターミナル」のほか、dTV対応のスマートテレビ、Amazon Fire TVやFire TV Stick、Chromecast（クロームキャスト）、Apple TVなどのストリーミングデバイスに対応しています。
画質の変更はスマホ・タブレットのアプリ上でのみ
テレビやスマホ・タブレットは一部の機種を除いてHDR画質での再生に対応していますが、パソコンは非対応のため少しぼやけた画像になるというのが残念なポイントではあります。
また、ストリーミング再生時の画質変更はスマホ・タブレットのアプリ上でのみ可能です。パソコンにはダウンロード機能がないほか、パソコン・テレビともに画質の変更ができないという点も注意してください。
まとめ
月額550円（税込）という手軽な料金であることをついつい忘れてしまいがちなとても充実した内容で、コストパフォーマンスの高さは抜群ですね。
Huluなどと比べられることも多いのですが、オリジナル番組の制作に力を入れている点や、音楽コンテンツが豊富といった強みもあるので、ただ安いだけではないことはわかります。
dTVには31日間の無料お試し期間があります。まずは無料でじっくり見定めてください。
31日間無料お試しはこちら↓↓
